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2025年6月19日木曜日

鳥取バス旅行

家内が旅行会社に申し込んで鳥取県千貫松島を6月16日観光してきました。朝からあいにくの雨で帰宅するまで止みませんでした。「千貫松島」という名前は、その比類なき美しさを表しています。
具体的には、以下のような由来が伝えられています。
「千貫(せんがん)」の価値がある松と島: 江戸時代、鳥取藩主の池田綱清公が浦富海岸(現在の鳥取県岩美町)で舟遊びをした際、この島の岩に生えた見事な松の美しさに深く感銘を受けました。そして、「我が庭にこの岩つきの松をそっくり移すことができた者には、禄(給与)として千貫文を与えよう」と言ったことから、「千貫松島」と呼ばれるようになったとされているそうです。
池田綱清公の肖像画
「千貫」とは、非常に高価で貴重なものを指す言葉で、この松と島の価値がいかに高く評価されていたかがわかります。

当時の松は枯れてしまいましたが、現在は二代目の松が育ち、浦富海岸のシンボルとして親しまれています。この島は、花崗岩の離れ岩で、中央にはトンネルのように穴が貫通している「海食洞門」という特徴的な地形も持っています。

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