高燈籠(たかとうろう)
お墓参りの後、家内の実弟が名古屋からJRで琴平駅に到着するというので、迎えに。JR琴平駅へ向かうと、すぐに目に入ってきたのが、レトロな雰囲気の琴電琴平駅。そして、そのすぐそばに、ひときわ高くそびえ立つ立派な塔を発見しました。
「なんだ、この大きな塔は?」
調べてみると、これは**「高燈籠(たかとうろう)」というものだそうで、なんと高さ27メートルの日本一高い木造の燈籠**なのだとか!
江戸時代末期(安政6年・1859年頃)に建てられたもので、瀬戸内海を航行する船からでも明かりが見えるようにと作られた、琴平町のシンボル的な存在だそうです。船人たちが、この燈籠を目標に「こんぴらさん」にお参りしていたんですね。
駅のすぐそばに、こんな歴史的で雄大なものが立っているなんて、知らなかったので驚きでした。
JR琴平駅と琴電琴平駅、そしてこの高燈籠が並ぶ光景は、古き良き門前町の雰囲気たっぷりで、まさに「こんぴらさん」の玄関口だと感じさせてくれました。
無事に義弟とも合流し、賑やかな家族の時間が始まりました。
今度はゆっくりと、この高燈籠のそばで歴史を感じてみたいものです。
