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2024年2月1日木曜日

光半導体

光半導体とは。
 NTTでは、次世代通信基盤IOWN(アイオン)の推進を指揮する川島正久氏が、光電融合デバイスと呼ばれる新たな光半導体技術を開発しています。

  
光半導体は、電流を光に変換する発光素子や半導体レーザと、光を電流に変換する受光素子の2種類の装置を指します。これらの素子は、情報を伝えたり、処理したりするために使用されます。
 この技術では、従来の半導体上で電子回路が担ってきた情報のやり取りを光回路に置き換えます。これにより、情報を伝えて処理する速度が飛躍的に向上し、消費電力が大幅に低減します。
具体的には、電子が通る銅配線の代わりに、シリコンに光を閉じ込めて通す道「光導波路」を形成します。これにより、電子ではなく、より高速の光を使って、情報を伝えて処理することが可能になります。この技術は、通信の巨人NTTが新たな情報通信革命を起こそうとしている一部です。
※通信技術:光半導体は、情報を光として伝送する光ファイバー通信に使用されます1。NTTの次世代通信基盤IOWN(アイオン)では、通信回線や半導体の信号処理を電子から光に置き換え、低遅延で大容量の通信や情報処理を目指しているそうです。