NHKテレビ先週のサイエンスZEROで放映された標題のタイトル。
3Dプリンターならどんな形でも作れる「魔法の箱」と絶賛される。
アメリカのオバマ大統領も大喜び。
魔法の箱はまだまだこれから!
信じられない超小型・高性能コンピューターが作れたり、かすかな構造で何十倍の重さを支える謎の物体、水を吸い込む不思議な金属まで。
今までに出来なかった新しい技術を生み出している。
更に社会のあり方を根本的に変えてしまう「Downlod Model」。
このまとめのサイトはこちら。
最初にアイデアを出した一人が日本人の日本人技術者の小玉秀男さん。
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ShapeWaysのサイトのトップ画面 |
これまでは「作れるもの」だけ作っていた。
骨の形は進化の中で形作られてきたいわば「神様の図面」なんですね。
神様は一番良い物を作る。
それが3Dプリンターです。
今やネットで3Dプリンターのデータを販売しているサイトまで出てきている。
それは「Shapeways」です。
今の先端医療では臓器の3Dモデルを作って手術の方法を決めているところもあるようだ。
3Dプリンターを買ったとして実際の作り方は!
作りたい物体の3Dデータを、まず「STL」と呼ばれるファイル形式に変換する。
3Dプリンター付属のソフトをPCにインストールして、3Dプリンターとつなぐ。ワイヤー状の樹脂材料を取り付けて機械を調整し、付属のソフトにSTL形式のデータをセット。
スタートすれば後は待っているだけで本当にモノができる。
小さくて薄いものなら数十分から1時間くらい。
大きなのは何時間もかかるけれど、夜寝る前にセットしておけば朝になればできているので、実質の待ち時間はゼロといってもよいだろう。
その意味では、確かに個人でも「モノ作りができる夢の機械」
3DCADで有名なAutodesk社から、無料の「Autodesk123D Design」ていうのがあるらしい。
3Dプリンターの販売サイト。
また時間が出来たら実験してみたい。
このテレビ番組の締めくくりで、3Dプリンターで銃を作るデータがネット上に流れたので問題になっている。このデータをつかうと本当に打てる銃ができるそうだ。
こういった問題を抱えているが、せっかく人類が魔法の箱を見つけたのだから、パンドラ(災いの箱)にしないよう人類がコントールしないといけないと。