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2014年1月24日金曜日

「GOM Player」のアップデート機能を利用して感染するマルウェアが確認される

今朝6時半のNHKテレビニュースで放送されました。
国内で650万人が利用している無料の動画再生ソフトについて、最新の状態に更新するとウイルス感染するおそれがあったことが分かり、提供元の企業が、最新版への更新を中止するとともに、利用者に注意を呼びかけています。

問題が明らかになったのは、韓国のグレテック社が提供する無料の動画再生ソフト、GOM Playerです。
グレテック社によりますと、このソフトは、先月19日に最新版の提供が始まりましたが、利用者が最新版に更新すると、ウイルス感染するおそれがあったということです。
このウイルスに感染すればパソコンが遠隔操作され、内部に保管された情報が流出するおそれがありました。
グレテック社は、サーバーが何者かに不正なアクセスを受けたことが原因とみて、最新版のソフトへの更新を中止するとともに、利用者に注意を呼びかけています。
GOM Playerは、国内ではおよそ650万人が利用していて、問題の最新版への更新は、83万件に達していたということです。
グレテック社の日本法人は、「利用者の皆様に、ご不便とご心配をおかけしたことを、心よりおわび申し上げます」とコメントしています。

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